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おうちのレシピ ~ 窓 | 住宅の設計

2024.02.20

今日は、窓のお話です。
窓は、プランを考える時に、同時に考えていきます。
設計者によって個人差があると思いますが、私の場合は次のように窓を考えていきます。

① お部屋に必要な明るさを確保できる大きめの窓を考えます。
これはあまり頻繁に開け閉めせず、掃除の時や短時間で換気したい時に開けたりします。
お部屋を明るくするための窓です。

② 次に換気をメインとする小窓です。
1Fであれば外側に防犯用の格子を取り付けて、特に中間期は開けっ放しでも良い状態にします。
各部屋の扉を開ければ、風が通り抜けていきます。
新鮮な空気を取り入れる窓です。

③ そして、玄関、廊下、階段といった通過動線となる場所やトイレは、
日中に照明が無くても支障のない明るさを確保できる窓を計画します。
もちろん、とても明るい空間にしても良いです。
ここでの主旨は、こういったあまり長居しないところでは、
日中にわざわざ照明に頼らなくても良い状態にするということです。

大まかにはこういったことを基本として考えています。
そしてその上で、お客様の要望や環境条件や外観などを考慮して、臨機応変に変更を加えていきます。
窓の種類も色々ありますね、これについては、またの機会にお話ししたいと思います。

青木

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